What is てんかん
ブログ開始3日目ですが記事は2つ目です…。
毎日更新すると言った矢先、家族間で少しトラブルがあって記事書いてる暇がありませんでした(´・ω・`)
この遅れを取り戻すために2記事分くらいの内容にしますよ!
さて、今回はタイトル通り「てんかん」という病気についてです。
漢字が難しいのでひらがなで書くことが多いですが、漢字で書くと 癲癇 。ぼくのスマホの文字変換の候補にすら出てきません(笑)
「てんかん」という病気、知らない方も多いと思います。たまにてんかんの話が出ても「名前は知ってるけどどんなのかは知らない」とよく言われます。
「結局、てんかんってどんな病気?」
という疑問に小難しいことは抜きでわかりやすさを重視して説明していきますね。
この記事を読めば、よくわからんけど名前は知っている「てんかん」について(少し)詳しくなれると思います♪
はてなブログにある「はてなキーワード」にもてんかんのページがありますが、けっこう内容に誤りがあってびっくりしました(2018年8月29日13時現在)。修正できるならしたいとおもいます。
さて!てんかんについてですが、
けっこう多くの方が患っていて、「日本人100人あたり0.5~1人」、つまり200人いたら1~2人はてんかん患者がいる、ということです。
あなたの周りにもてんかん患者はいるかも知れません。軽度の方は普段は普通の人と同じように振る舞えるので気づけないと思います。
どんな症状?
大きく分けて、
・部分発作
・全般発作
この2つに分けられます。
「 部分発作」は、からだの一部(腕とか)が自分の意思に反して勝手に痙攣(けいれん)する。
「全般発作」は、意識を失い全身がビクンビクン大きく痙攣する。
といった症状が見られます。発作時間はどちらも数秒~1分以内が一般的です。
ちなみにぼくは全身発作の方です(^^; これについてのエピソードはいろいろあるのでそれはまた後日に(/・ω・)/
原因
発症する原因により
に分けられ、前者は原因不明で小児期に起こりやすいと言われています。後者は脳の病気(脳炎や脳梗塞など)の後遺症として発症するケースです。
どちらも脳の動作異常が原因です。脳に大きな負荷がかかったときに、脳の回線のショートみたいなことが起こり、体が異常な動作をしてしまうイメージです。
また、てんかんの発症率は年齢によって大きく推移していまして、5歳以下のうちに発症することがほとんどです。成人になってから発症することは稀で、60歳以降に再び確率が上がってきます。
治るの?
これも症状によって
・薬で発作を完全に抑制できる
・難治性てんかん(抑制できない)
の2つに分けられます。ちなみにぼくは難治性の方です(^^;(^^;
てんかん患者数が多いので、やはり世の中には症状を抑えるためのお薬「抗てんかん薬」が多くの種類開発されています。
てんかん患者さんはそれらのお薬の中から自分に合ったお薬の組み合わせをまさしく「トライアル・アンド・エラー」でお医者さんと協力して探していく形の治療になります。
患者さん一人一人、効き目のあるお薬の組み合わせが異なるので、ベストな組み合わせを探し当てるまでとても時間がかかるのがてんかん治療の面倒なところです。
これも話すと長くなるのでまた別の記事でまとめたいと思います(/・ω・)/
てんかんって怖いね…
これまでいくつかのてんかん症状のパターンをお話ししてきましたが、個人的に一番怖いのは、発作の前兆なしで突然意識を失う全般発作ですね…。
てんかんの発作というものにはじつは「前兆」がある場合とない場合があります。多くの場合は前兆があると聞いています。ぼくは前兆がある全般発作です。
前兆のない全般発作の場合、普通に歩いていてもいきなりバタン!と倒れて全身痙攣をするそうです。もうこの場合ですと、普通に一人で生きていくことなんてできません。いつ倒れてもおかしくないから首の周りと頭には防護用のギアがついていてとても窮屈そうでした。一度だけそのパターンの患者さんを見たことがあります。
18 歳前後くらいのかわいい女の子でした。きれいなストレートなセミロングの黒髪で色白で鼻筋もスッとした小顔な、お世辞抜きで綺麗な女の子でした。そんな子が、首周りと頭にラグビー選手のようなヘッドギアを着けて、車いすに乗せられ、お母さんに車いすを押してもらっていました。あれをみた瞬間、もう、泣き崩れそうになりました。そのころぼくは 21 歳くらいでしょうか。静岡てんかん神経医療センターというところで見ました。自分もてんかんで苦しんでいてつらいつらいと思っていましたが、あんな綺麗な女の子までもがこんな酷い状態でいるのは、見ていて本当に胸が苦しかったです。
このころぼくは、自分の理不尽な境遇を嘆いて死ぬ気はないけど生きる気力も失っている状態でした。あんな状態の女の子でも生きている。笑ってはいなかったけど、生きている。そのことを思うと、まだマシなぼくはきっちり生きていこうと、そして、ああいう状態の人たちの助けになれるようなことがしたいと思って、いろいろやりたいことが思いつきました。けどぼくもけっこうな難治性でかなり頻繁に全般発作が起こるようなてんかん患者であるので、まずは自分の症状をよくすることからもう一度頑張れるようになりました。
なんかちょっと今回のタイトルとは関係ない話をしてしまいました(^^;
てんかんを患っていると困ること
これもたくさんありますね。条件を満たさないと車の運転免許が取れなかったり光の点滅に弱かったり…。これも、ぜひとも世間に知っておいて欲しいので、また後日改めていくつかの記事にしてまとめますね(/・ω・)/
(追記:後日書いた記事)
hotate-yu.hatenablog.com
hotate-yu.hatenablog.com
今回は「てんかん」がどういう病気なのかの概要だけですので、とてもざっくりとした内容となっています。それぞれ詳しいお話は今後少しずつしていきますね♪
ぼくの経験とお医者さんに詳しく聞いた話をもとに書いていますので、説得力はあると思います。(実は筆者、脳神経科学の研究を大学でしていたり…)
今回の記事で、少しでも「てんかん」について理解を深めていただけたら幸いです。
読んでいただきありがとうございました(*´▽`*)
ではでは!また今度(明日)~!
………。
ふぅ…。
ブログ書くってのも結構疲れますね(^^;
けど最初に抱いた気持ちを忘れずに貫きたいので、今後もしっかり続けていきます!最初の1カ月が勝負ですね!まだまだ文章作成能力も低くて拙いブログですがいつかだれかの役に立てるだろうと信じて記録を残していきたいです。
変なとこがあったらコメント欄で指摘していただきたいです('ω')こーしたらもっと見やすいとかアドバイスいただけたら嬉しいです。
「誰かが読んでくれている」ただそれだけで元気100%になれます!
読んでくださってありがとうございます(∩´∀`)∩
Who is ほたて
はじめまして。「ほたて」です。
ブログ開設とか初めてで、まだ何が何やら右往左往状態です(^^;
ブログをはじめてみたには理由がありまして、多くの病気で苦しむ方々に勇気付けをしたい!というものからです。
筆者本人も19歳の誕生日に「脳炎」という大病にかかって以来、その病気の後遺症で人生がかなりかき回されて苦しんでいる一人です。
この病気に関してはまた別の記事で紹介しますね。
後遺症として「記憶障害」と「症候性てんかん」を患いました。どちらも”比較的”軽度ですが、一生付き合っていかないといけない人生のパートナーです(´・ω・`)
今回は自己紹介ということなのでこれも詳細はまた今度(/・ω・)/
ぼくのブログでは、ぼくみたいな大きな病気を患った人でも、考え方と行動しだいで未来の可能性がいくらでも広がることを伝えられたらいいなと思って記事を書いていきたいです♪
なんやかんやあって今はもう24歳になり、これまで病気関係で出会った経験を綴っていこうと思います。
病気の話ばっかだとただの暗いブログになっちゃうので、ぼくの趣味の話やチャレンジのことなど、病気で行動力が低くなってしまっている人を元気付けられるような記事も書いていこうと思います♪
よっぽどじゃない限りできるだけ毎日更新していこうと思います(・∀・)ノ
~ほたて~